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2009年3月 4日 (水)

BOY MEETS GUY

今週の週刊少年ジャンプ14号の『To LOVEる-とらぶる-』。
例の如くリトによってパンツいっちょの姿を晒されてしまったヤミちゃんですとか、久々登場のリコですとかを差し置いて申し訳ないのですが、私は今回はお気に入りの野郎キャラについて語らなければなりません。バレンタイン話に引き続いて登場の、古手川遊君です。

090304ritoyuu

昨年、風邪で学校を休んだ唯をリトが見舞う話が掲載された時に、遊について『リトの兄弟分的な役割で絡んでこないかなー』といった希望を記事に書いたのですが、今週はまさに

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!

と叫ばんばかりの展開でドッキドキもんですよ。
いや、ヘンな意味じゃなくて;

なにしろリトも遊もどっちもイイ奴ですからね。まぁToLOVEるの主要人物には悪人は(というか読んでて不快感を覚えるような行動をするキャラは)居ないのですが、ToLOVEるの魅力の半分は男性キャラである主人公リトが担っていると思う私にとって、遊を加えた男の子二人組は、例えるならば映画『明日に向かって撃て!』のブッチ・キャシディとサンダンス・キッド。或いはアニメのルパン三世と次元大介。いずれはそんな感じの友情を築く、優しく強くカッコ イイ男のコンビに成長してくれるような期待をしてしまいます。

リトには今まで、恋についてマトモに語り、応援してくれる知人(特に同性の)は居ませんでした。猿山というクラスメートは有りますが、彼は立ち位置はリトと同じで経験豊富な助言者という感じではありません。明らかに主人公より容姿にも腕にも恵まれている男の存在は、ToLOVEるを所謂「ハーレム物」と考えるなら男性読者の望む心地良さを阻害する危険も孕んでいるかとも思うのですが、ToLOVEるでは読者がストレスを感じるような要素はストーリーからもキャラの性格からも極力排除するよう、作者側が腐心しておられるのを感じますので、その点の心配は無用かと。連載が長期化する中で話の新鮮さを保つには、こういった新たな人間関係の構築も必要なんじゃないかと思います。女性陣の側では、春菜がリトに対する気持ちをララに語って微妙に互いのキャラを変化させた感がありますが、リトの方にも同じように転機が訪れたのだとすれば、個人的には望むべきところで興味深く見守りたいですね。

妹の唯の気持ちを察している兄としては、もしリトが唯の気持ちに全く気付いておらず、しかも他に思い人が居るという事を知れば困惑するでしょうが、遊はそのへんは「それはそれこれはこれ」と割り切れる男じゃないかと思います。秋穂には巧くあしらわれ気味とはいえ、異性とのつきあいには慣れてるようですから、「大切に思う女が複数居る」という思いは優柔不断とは違う事を分かる程度には大人でしょう。秋穂の心を掴みかねている所からして、リトにとって果たしてどこまで頼りになるやら分かりませんが…。遊び慣れているようでも、遊はあれで根は結構純情なのかもしれません。

遊はあの唯の兄ですから、映画の中のサンダンスと同様に『強くてカッコイイのに泳げない』という欠点を持っていたりするかも…とか考えると面白いです。性格的には、飄々とした遊はどっちかというとポール・ニューマン演じるブッチの方かとも思いますけど。

次回は予告通りならば美柑が活躍するお話のようで
楽しみ~(゚▽゚*)

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コメント

はじめまして。リト×唯の同人誌を検索していましたところ、こちらのサイトにたどり着いた者です(^^)
男(の子)二人組映画でしたら今は亡きグレゴリー・ハインズとビリー・クリスタルの軽快コンビが光るライト・ポリスアクション「シカゴ・コネクション 夢見て走れ」もお忘れなき様(笑)

投稿: なかざと | 2011年1月21日 (金) 10時58分

>なかざとさん
はじめまして。
観たことなかったのですが面白そうな映画ですね。ご紹介ありがとうございます。
日本のドラマや映画だと心情描写がねちねちドロ~っとしがちで、軽妙かつ爽快なノリの人間関係を楽しめる作品が少ない気がするのですが、アメリカ映画やドラマはその点では気楽に楽しめる作品が多いと思います。

投稿: むつき来夢 | 2011年1月22日 (土) 17時12分

こんにちは(こんばんわ)、むつきさま
本日「Hay fever」を購入させて頂きたくアキバの虎まで足を運んできたのですが、見事完売でしたよ!個人的には残念でしたが実に喜ばしい限りであります(^^)

遊兄は唯の兄貴としてもリトの兄貴分としてもいい感じなキャラなので、唯の恋の相談役として(密かに唯とリトを結びつけてくれる様な役回りを期待しているのですが…^^;)、また秋穂姉さんとのカラミでまた出てきてくれるといいですね
ちなみに遊兄唯一の欠点(弱点)は、好きになった相手には一途なところだと思います。その点は兄妹そっくりですね。あとイケメンなところも(笑)

ちなみに美柑と唯の共通点を考えてみますと…
①「お兄ちゃんっ子」
②「クールを装っていても実は人情家」
③「母性的な愛情に溢れている(笑)」
ああ道理でナゼ自分が唯と美柑の二人が一番好きなのか、今はっきりわかりましたです!(笑)

どう考えても不必要(?)なアクションシーンを入れるところがアメリカーンな感じでいいですよね(笑)>アメリカ映画やドラマ
ちなみになぜこの映画の事を思い出したかといいますと、元々の企画ではポール・ニューマン(!)とジーン・ハックマンの引退間近のコンビ刑事の話にする予定だったからなんです(長い話でスミマセン)

投稿: なかざと | 2011年1月22日 (土) 18時27分

>なかざとさん
「Hay fever」をお求めに秋葉原まで出かけていただいたとの事で有り難うございます。店舗にはもう在庫がなかったようでご迷惑をおかけしました。いつもだったら同じく秋葉原に店舗のあるCOMIC ZINさんとかにも委託をお願いしているのですが、今回は刷った数が少なくてあまり委託に出せなかったもので…。

遊については、この記事でも書きましたようにリトの相談役というかアニキ分というか、そんな感じでの絡みを期待していましたら、後に単行本のコメントで脚本の長谷見先生が同じような狙いを書いておられたので嬉しかったですね。やっぱりそういう位置づけのキャラなんだなぁ、と(^^)。ダークネスでも今のところあまり活躍の機会はなさそうな気配ですが、番外編みたいな形で野郎キャラ共にもスポットを当ててもらえる事があると良いなと思います。

投稿: むつき来夢 | 2011年1月24日 (月) 01時57分

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