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2009年5月17日 (日)

Just Kidding! You Know ?

今週の(もう先週になってしまいましたが)週刊少年ジャンプ24号の『To LOVEる-とらぶる-』。

ダークホース、という言葉がありますが、これまで注目されなかった存在が実は意外な実力を秘めていた、なんて事が世の中には時たまあります。今回は個人的にはノーチェックだったキャラが、突如として意外な存在感を主張してまいりました。

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主人公リトのクラスメート・籾岡里紗。ちょっと古い言葉で言うとイケイケコギャル系な雰囲気を漂わせる彼女は、劇中では常にララや春菜、あるいは唯やルンといった、リトを争う(?)ヒロイン達からは一歩下がった脇役であり、奥手なリトや春菜のからかい役に徹する存在と思っていたのですが…

ストーリーの方は非現実的なドタバタが介在するいつものToLOVEるとは少し違って、終始オーソドックスなラブコメ風味。

街中でしつこく付きまとってくるナンパ男を振り切る為に、たまたま通りかかったリトを彼氏扱いするリサ。お礼にと喫茶店でおごりながらララとの仲をからかう。夜の帳が降りてきた街の中、近道だからと言いつつ何故かホテル街を通って家まで送らせ、あれよあれよというまに自室へ誘い込み…という感じでリトをドギマギさせ続けます。なんとか脱出を試みるリトをついにベッドの上に押し倒すリサ。

貞操を守るべく必死の抵抗を試みる我らがリト君。

『ダ、ダダっダメ…っ』

リサが思わず「カワイーっ」と吹き出したのも無理からぬ乙女っぷりです。いや男なんですけどリトは。

「ヒマつぶしだった」というリサから解放され、少年誌的には当然のことながらチェリーボーイ・リトのクラスチェンジは回避されたのですが、おそらく私と同様に多くの読者が感じたであろう疑問は、最後にリトが言ったように「本当にからかってただけなのか?」ということです。

あるいはリサが内心ではリトに特別な感情を持っているとしたら?
今回のリサの行動は「たとえ拒絶されても自分なら冗談で済ませられる」という思いの上の決意であったかもしれません。さらに深読みをするならば、リトに対しいかにも遊び慣れしているかのように語ったセリフも、その為の予防線であって、実際のリサは普段の振る舞いから想像するより身持ちの堅い女の子だったりするのでは…とかいう想像もできます。

嘘なのか本気なのか―
その答えが劇中で示される事はおそらく無いのだろうと思います。リサの真意は曖昧なまま、これからもキャッキャッとリト達の背後を賑わせる役回りを続ける事でしょう。ただ個人的には「実はリサはリトを気に入ってる」説を取ります。

リサがリトを彼氏にしたいとまで思っているか、実際に遊び慣れているのかどうかはともかく、あのままリトと男女の仲になってしまえたらそれでも良し、ダメでも今までと変わりないし…と考えていたのだろうと思える話でした。
私はいいかげん歳くってヒネてしまったので、あそこまでしておいて男がその気になったら「冗談だってば」とか言ってかわす女の子だったりしたら、リサのことを「ヒデー」と思ってしまいますし(^-^;

最後に、美柑の出番はラストのたった一コマで寂しかったですが、セリーヌを連れてリトをジト目で待ち構える姿が、帰宅の遅い夫を前に膨れ面する奥さんみたいで良い雰囲気でした(笑)。あれで、連絡の無いまま帰らぬリトを心配していたのでしょう。本当に仲の良い兄妹で羨ましいですね。

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