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2011年8月23日 (火)

デビルークの三本の矢! ToLOVEるダークネス連載第10回

4日発売のジャンプスクエア(SQ)9月号のToLOVEる-とらぶる-ダークネス第10話は「Sisters ~幸せの発明品・ララ~」。

110823lala

夏コミ前後のドタバタもあって、またしてもイラストと記事書くのが大きく遅れてしまいました;
今回は焼け跡も艶やかな水着姿で扉絵になっている前作のヒロイン・ララにスポットを当て、ララが発明狂になった理由やナナ・モモの双子との絆の描写をメインに、心動くリトの様子も描かれています。それではどんなお話だったか、追ってみて参りましょう。

冒頭、休み時間の彩南高校の校舎の外で語り合っているララ・ナナ・モモのデビルーク三姉妹。ララはナナのデダイヤルの調子が悪いので直してあげていたのです。妹達の前だとララは面倒見の良いお姉ちゃんって感じで包容力を感じますね。

そこへやって来たリトを意識したのかどうか分かりませんが、モモはちょっと大人ぶって「ナナは昔から物の扱いが荒い。少しは大人になってほしいものだわ」と窘めます。それがわざとらしくナナの限りなく絶壁に近い胸元に目を寄せながら言うものだから、さぁ大変。貧乳をからかわれる事には過敏なナナの脳天の血がたちまち沸点に達します。

例によって例の如くでつまらない諍いが始まろうとしたところで、ララがナナに差し出したのは「ぱいぱいアップくん」なるアイテム。メカというよりモンスターのスライムみたいなプルプルした物体が「ボワンッ」と派手に煙を吹き出し、ナナとモモを包みます。すると、何という事でしょう。「ポヨンッ」と弾けんばかりの勢いでナナの胸がモモに勝るとも劣らぬほど膨らんだではありませんか!もちろんナナは大感激。

うわあああ すっすごいよ姉上―――!!

つい先ほどまでの怒りもすっかり忘れて感涙を振り絞って歓喜しています。一方…

お…お姉様!!わたっ…私の胸がっ…ないんですけど…

これまた何という事でしょうか。ナナと一緒にアップくんの煙を浴びたモモの胸は、まるでナナと入れ替わってしまったかのように平らに萎んでしまったのです(;`・Д´・)
まだ試作品だというこのアイテム、効き目が安定していないようで、体質によっては全く逆の効果を出してしまう事があるようです。リトに女性としての関心を持たれなくなる妄想にトリップして、勝手に怯えてしまうモモ。相手が幼児体型だからといって、

そんな格好じゃ風邪ひくぞheart01

とか、リトがそんな風にさばけた態度取れるくらいだったら苦労はないと思うのですが…。

そんなモモの様子に思い切り溜飲を下げたのか、ナナは

気にすることないって!ペタンコでもheart04

と、一度は言ってみたかったはずのセリフを、この上ない笑顔でモモに投げかけます。
…がしかし、そんなナナの至福の時は一瞬で終焉を迎えるのでした。

プシュフゥゥゥ、と風船の空気が抜けるかのように縮んでしまうナナの胸。そしてモモの胸は一気に元通りの膨らみを取り戻します。まだ試作段階ゆえに、ぱいぱいアップくんの効き目は数分と保たずに切れてしまうようです。ドヤ顔を取り戻すモモ、ショックでララに当たってしまうナナ、その様子にやれやれとため息をつくリト…と、いつも通りのララの発明品絡みの騒動の顛末に思えますが、このシーンが後半で意味を持ってきます。

場面は変わって保健室。1月号以来の出番になる御門先生が巨大なおっぱいを披露しながら、先刻の騒動の話をリトたちから聞いています。ここでは保健室に預けられているセリーヌが可愛いです。モモの膝の上に抱かれて絵本を読んでいたり、その絵本を頭の上に乗せて遊んでいたり…。セリーヌが居ることで、間をもたせるコマにもグっと楽しさが演出される感じです。そして御門先生の助手を務めるお静ちゃん。紅茶をいれるスキルも上がっているようです。そのお静が、ララの発明好きは昔からなのか?と、尋ねた事から、姉妹がデビルーク星に居た7年前のエピソードが語られます。

またしても例によってと申しましょうか、デビルークの王宮でケンカをしている幼少時のナナとモモ。ザスティンが仲裁に入りますが、二人は聞く耳を持ちません…って、なにげにビジュアルではダークネス初登場ですねザスティン。親衛隊長でありながら王女のお守りまでさせられているとは哀れな…;本編でのマトモな出番は何時になることやら。
そこへ、暴走した発明品のメカ群を追いながらララが乱入。ケンカはお預けでナナとモモもメカの捕獲に協力します。その体験を聞いた一堂が、今とあまり変わらない様子に和みますが、これもまた今回は終盤で意味を持つエピソードです。

話が一段落したところで保健室に顔を出すメア。ナナを探しているようです。モモから購買部へノートを買いに行ったと聞き、礼を言ってその場を去るメアですが、去り際に御門先生に「あなたがドクター・ミカドね。素敵heart01」と語りかけます。ドクター・ミカドの名で呼ぶと言う事は、メアは御門先生の正体も承知であると宣言しているということですね。その挑発めいた言葉に、御門先生はメアの背後関係を掴みかねている現状をモモ達に話しますが、ここで「ティアーユさえ見つかれば…」と漏らします。ティアーユとは、矢吹先生の作品「BLACK CAT」に登場したキャラの名前ですね。失礼ながら私は「BLACK CAT」の連載当時はWJを読んでいなかったので、あまり詳しくは承知していないのですが、ヤミの秘密に関係深いキャラであることは間違いないようです。

さて、また場面は変わりまして下校時間。「ぱいぱいアップくん」の失敗の原因を検証する為に帰宅を急ぐララは、セリーヌのお迎えをリトに託して一足先に去ります。そこへ現れたのは、前回のエピソードでルンと分離して完全な男性の個体となったレン。今度ルンが出す新しいアルバム(?)のサンプルCDをリトに渡すように頼まれたようなのですが…。前回の経験があるだけにリトの反応は複雑です。戸惑い、照れながらも礼を言うリトに対してレンは

君はララちゃんのことをどう思っているんだ?

ララちゃんの優しさに甘えているんじゃないのか?

…と、ラブコメのライバルキャラの面目躍如といった感じの言葉を投げかけます。一瞬、このToLOVEるダークネスがすごい王道なラブコメ作品に思えてしまうシーンですが、WJ連載の前作で登場した当初から変わらないレンのこのキャラが、彼自身の出番を封印してきてしまったと言えると思うのですよね。

リトはレンに言われるまでもなく、前作の最終回でケジメをつけるべくララに自分の思いの全てを打ち明けているのですが、それでもなお

みんなリトと結婚すればみんなで幸せになれるね!

というのがララの想いであり、ダークネスの展開の根幹なので、すでにレンの想いとキャラはダークネスのストーリーから乖離してしまっているのですね。その辺は作者のお二人も承知の上なのだろうと思われますが、レンはそれ以上突っ込むことなく

「まぁいい。女の子を泣かせるような真似はするなよ」

と、アッサリ矛を収めて去ります。私にはこのセリフがレンの袂別の言葉に思えてなりません。私の勝手な想像ですが、これでレンは、またしばらく本編中でマトモな出番からは遠ざかるのではないかという気がします。

リトの方はと言えば、レンのセリフに大マジメに悩んで、誰も傷つけない円満な解決方法としてモモのハーレム計画を思い浮かべますが、それも一瞬で、世の中そんなに上手くいくかい!と気の迷いを払いのけます。そしてその様子を階段の踊り場から無言で伺っているヤミ…。風紀委員のミーティング中の唯、テニス部の活動にいそしむ春菜の出番を一コマづつ挟んで、日は暮れていくのでした。

そして場面は夕刻の結城家へ。夕食の支度中の美柑が、自分の部屋にいるララたちを呼んできてくれるようにリトに声をかけます。いつもアップにして結んでいる部分でポニーテールにした髪型が新鮮で可愛らしい(*^^*)。しかし

モモさんには気を付けてね

…と、モモに対する警戒心もリトの前で隠さない美柑。これにはリトも呆気にとられています。浮気の兆候に釘を刺されたダンナみたいですな(笑)。ここでもリトの傍らで携帯ゲーム機に興じるセリーヌが可愛いです。以前はリトやモモがプレイしているのを見ているだけだったのが、自分でもプレイできるようになるとは、セリーヌも段々賢く成長してきているように感じられますね。私事ですが、冬コミで計画している唯本ではセリーヌも活躍させたいと思ってます。

さて、リトが亜空間のララの部屋に呼びに来ると、ララは昼間のアイテムの失敗の検証中。その様子にリトは何気なく、ララが発明に熱中するようになったキッカケを尋ねます。王宮での暮らしがつまらないから自分で楽しくしようと思っただけだと答えるララですが、小さい頃から軍の宇宙戦艦を分解したりと非凡なメカいじりの才能は発揮していたようです。その会話が漏れ聞こえるのを部屋の外から聞きつけたモモは、リトに迫るララの姿を妄想したりして興味バリバリ。さらに、たまたま通りかかったナナと共に聞き耳を立てます。

ちょうどその時、リトとララは昼間の保健室での会話で出てきた、7年前の王宮での発明品暴走騒ぎについて語っていました。モモたちとどっちが妹か分からないなと気楽に笑うリトに対して、側で聞いていたペケが、ララの発明品を代表して断固として反論します。その時の発明品の暴走はララのミスではなく、妹達のケンカを止めようとしたララの愛情による行為なのだと。

ララはナナとモモを仲直りさせる為に、自分が失態を演じて怒られてでもと、わざとメカを暴走させて割って入っていたのです。思えば昼間のぱいぱいアップくんの失敗の時もナナとモモがケンカになりかけた時だったなと思い当たるリト。何という思いやり深いお姉ちゃんなのでしょう。どっちかというとトラブルメーカーとしての活躍が目立った前作の頃とはうって変わって、母性と博愛に溢れたヒロインとしての魅力がバリバリです。これではリトがグラグラきても無理からぬというもの。思わずドキドキとときめいてしまっている自分に焦って、ナチュラルに顔を寄せるララから身を引きますが…。

いいところで恒例のエロブル発生です。飛び退いたリトが踏んづけたのは、床に転がっていた「くるくるロープくん2号」。前作のトラブル37「プリンセスvs.暗殺者」でララがヤミとの戦いに使用した「くるくるロープくん」の改良型のようですね。「自動で何でも縛り上げる荷造りに便利なアイテム」というペケの解説の間に、ロープくんは絶妙な体勢でララを緊縛してしまいます。尻尾を拘束されて抵抗する力を失ってしまうララはただ艶っぽく悶え続けるだけ。その様子を直視できないリトが役に立つわけもなく、自分もララと一緒にロープくんに絡め取られて…。

そんなララとリトを何故か放置して、いつの間にやら屋根の上で感傷的な気分に浸っているナナとモモ。子供っぽい人だと思っていた姉のララにずーっと気遣われていた事に気付いたモモ、そしてナナ。

姉上があたしたちの姉上でよかったよ

私も…

いつまでも食事に降りてこないリトたちを待つ美柑やセリーヌが割を食う中、三姉妹の強い絆を再確認して幕。

今回はメアと御門先生の出番で思わせぶりな部分があったものの、先月に続いてダークネス計画側の動きは小休止でしたね。元よりメアやマスターの企てるダークネス計画の存在は、この作品の中ではハーレム計画の対極にあってストーリーを形作る為の方便のようにも思えますので、今のところあまり極端にシリアス方面に深化するほどには描かれないだろうと思われますが、御門先生の格好良い活躍にもちょっと期待してしまいます。何より本作ではモモと並ぶヒロインであるヤミの出番が最近控えめですしね。

今回、レンの言葉に続いてララの内面の魅力に触れたことで、リトの中でララ株急上昇といったところですが、ハーレム計画成就の一方の鍵となるはずの春菜の反攻やいかに!?学校でしか接触の時間がないというのはだいぶ不利ですからねー。ここはモモの手回しで、ハーレムの予行演習でリトの家に春菜を同居させるとかも良いかもしれません。そうなると当然、唯やルンも…。おいおい、我らが美柑がショックで倒れちゃうじゃないですかっ、とセルフツッコミ(^^;

さて、次はSQ19夏号の番外編ですよーっ。もうとっくに発売されちゃってますけどねー(@@;
なるべく記事急ぎまーす。

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