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2011年8月 5日 (金)

ストリップ&スプリット ToLOVEるダークネス連載第9回

ジャンプスクエア(SQ)8月号のToLOVEる-とらぶる-ダークネス第9話は「Metamorphose ~変わり行く時…~」。

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…しかし今日は8月5日。世間ではすでに9月号の発売日が過ぎてしまってますよ;夏コミの原稿にかまけて延び延びにしていたら、とうとう丸一ヶ月遅れての記事になってしまいました。
実況風の感想記事書くのには今さらという気もしますが、やっぱ順番で参りませんとね~(^^;
私もすでにSQ9月号を買ってきていますが、この記事書き終わるまでは読まずに封印です。

さて今回は巻頭カラー。ララ・春菜・唯・セリーヌ、そして今回のお当番ヒロインのルンが見開きでドーンっと描かれた扉絵で開幕です。ホント、SQでは優遇されておりますな。

本編に入ると冒頭、リトとルンが街中で腕を組んで歩いてます。ちょっと困惑気味のリトに対しルンはそれこそルンルン気分で上機嫌の模様。WJ連載時代のトラブル154「恋心アイドル」を思わせるシーンですね。そしていい雰囲気(?)の二人を秘かに追跡するモモの姿が…。

ハーレム計画進展のチャンスとばかりにワクワクのモモの回想で、こうなるに至った経緯が明かされます。7月号の第8話のラストシーン後、リトの家の前まで訪ねて来たルンと出会ったモモ。なにやらワケありな様子で、リトに相談があると語るルンですが、迷いがあるのか突然訪ねて来た遠慮からか「もう遅いから」と引き返そうとするのですが、この機を逃してなるものかとばかりのモモさん。瞳をキンキラとバーストさせてルンを引き留め、自分がセッティングをするので後日ゆっくりリトと話してみてはどうかと勧めます。もちろんルンは大いに乗り気で大感謝。よせばいいのに思わず余計な一言が漏れます

「ありがと~あなた気が利くのね!ララちゃんの妹なのにっ」

ララの悪意なきムチャ振りに辛酸を舐めさせられたルンの過去を知らないモモは要領を得ずにポカ~ンでしたが、危なく新旧腹黒キャラ対決のゴングが鳴るところでありました。

そんなわけで。リトとルンのデートと、二人の関係の進展に期待して様子を窺っているモモ、という状況が明らかになったわけですが、ここでさらにモモの後ろに控える女の子が3人登場。モモとルンの会話に居合わせたメアが、ヤミとナナを誘って勝手についてきていたのでした。

「妹」であるメアの誘い故かリトの行動に興味があるのか、しかしヤミは「私の事はおかまいなく…」と表情はあくまでクール。その真意を窺い知ることはできません。一方のナナはといえば

「リトのヤツがルンに変な事しないかちゃんと見張らないとなっ」

…あぁ、もう気になって仕方ないのがバレバレです。モモにも「やっぱりリトさんの事が気になるんだぁ…」とからかわれる始末。

逆に気になって仕方ないと訴えまくっているのがメア。いったいリトとルンはこれからどうなっちゃうんだろうと、モモと二人でエロ談義(?)に華を咲かせます。上のイラストに描かれている石けんはその時のモモの妄想に出てくる物ですが。なんでそんな位置に微妙なカタチの石けんが…。盛り上がる二人をよそにポーカーフェイスでタイヤキをパクつくヤミと、「何考えてんだーっ」と突っ込むナナ。役割分担もキレイな四人組の探偵物語の始まりです。

ファミレスに入ったリトとルン。そこでルンはポツポツと悩みを語り始めます。いまやトップクラスのアイドルタレントとして活躍中のルンは、マネージャーから「間違っても彼氏を作らないように」と釘を刺されてから変に落ち込んでしまったとのこと。ストレスが体調に悪影響を及ぼさないかと心配するリトは、あまり気にしすぎない方が良いのでは、とルンに答えますが…。果たしてこれはルンの期待した言葉だったかどうか。ルンがリトに好意を向けているのは、さすがにリトにも分かっているわけですからね。ルンはあれだけ言葉や態度に出してるんですから。ルンの悩みは、より正確には「リトと恋をしてはいけないのか」というところにあるわけです。鈍感なリト君は、分かっててはぐらかしているわけではなく、そこまで女の子の機微を察して応えるだけの器用さが無いのだと思われますが、ルンは「やっぱり優しいねリトくんは」と謝意を伝えます。う~む、こうして腹黒キャラから離れているとルンは可愛らしいですな。

いい雰囲気を感じ取っているのは二人から離れた席で様子をうかがっているモモたちも同じようです。ナナは「なにデレデレしてんだ」呆れ顔をしながらもどこか不機嫌そう。ヤミはさほど興味なさげに読書にふけっています。そこへ

「ホーホッホッホッ」

っと、お馴染みの高らかな笑い声とともに現れたのは、ご存じ天条院沙姫様と、凛、綾のセンパイ3人組。ダークネスではセリフのあるマトモな出番は初めてですね。相変わらず沙姫のペースでの挨拶の後、どこか沙姫に苦手意識のあるリトは、良い潮とばかりにルンを促して店を出ようとしますが、何故かテーブルの脚に足元をとられて…。例によって例の如くというか、エロトラブルの発生です。とっさに沙姫をかばった凛の腰に抱きついてしまったリトの左手が、これまた何故か凛の胸に…。しかし、ここで沙姫でなく凛がエジキになったというのは、この先を考えると少し気になるところです。リトと凛の接触が増える展開の前振りかな…?個人的にセンパイ3人の中では特に凛が気になる存在ですので、期待したいですね。

さて、追われるようにファミレスを飛び出したリトとルンの二人を、さらにややこしい事に、たまたま通りかかった唯が目撃します。唯はペットショップの前で展示ケースの猫を眺めていたようですね。さすがに猫好き。そのうちこの辺のネタで唯メインの同人誌作りたいな~と思っているのですが…。それはさておき。

走って逃げて来たリトとルンは歩道橋の上で息をつきますが、ルンは急に走ったからというだけでなくどこか体調が優れなさそう…。そこで地球の夕日の美しさに感嘆するルンは、自分の故郷のメモルゼ星についてリトに詳しく語りはじめます。二つの太陽があって夜がこない事、乾燥した砂漠地帯が多く生物が繁栄するには過酷な環境であること、男女が同体であるのはその環境に適応した進化の結果であることなど…。端から見てもいい雰囲気の二人の様子に、メアの期待は膨らみ、モモの妄想はさらに盛り上がり、ナナの目と眉はますます吊り上がり…。一方ヤミは相変わらず本を読み耽りながら「えっちぃ人達ですね…」と一言。

しかしイイトコロでルンがくしゃみを…。これまたWJ連載時以来、およそ3年ぶりの登場になるルンの男性人格・レンに変身してしまいます。コショウを使って再度くしゃみをしてルンに戻りますが、ルンをハーレム計画に加えるにあたって、この変身体質が障害になると懸念を強めるモモ。ララに頼んで発明品でルンとレンを分離してもらおうか、という考えも浮かびますが

(お姉様の発明で望み通りの結果になる保証はないし)

(かえって危険かも…)

困難が予想される発明だけに慎重になってるだけかもしれませんが…
なにげに信用されてないですなララ;かつて実験台として弄ばれていたザスティンの受難を間近で見ていれば当然の懸念でしょうか(笑)。

さて、その場を離れて歩き出したリトとルンはすっかり日の落ちた公園へ。リトの前でレンに変身してしまったことに嘆息を洩らすルン。「こんなんじゃ女の子として見てもらえるわけがない」というルンの言葉を否定しようとするリトですが、思い詰めた表情で大粒の涙をこぼすルンに絶句してしまいます。

『この体質がある限り自分はリトに恋愛対象としてもらうことはできない』。ルンは本当の苦悩をリトに吐露します。

「リトくんに見て欲しい…!私、ララちゃんに負けない位…リトくんが好きなんだもん…」

鼻水まで垂れてしまっているのは、場面を重くし過ぎない為にギャグ落ちのルンのキャラを引っ張っているとも考えられますが、どっちかというと、そこまで感極まっているという激情の表現に思えます。ルンは当初からリトへの好意を隠してはいませんでしたが、ここまで真剣な告白は初めてです。さすがに鈍感なリト君でも、この言葉には真剣に向き合わざるを得ません。さらに「リトさん次第で幸せになれる女性が沢山いるんですよ」という、以前のモモの言葉の記憶が追い打ちをかけてきますが…

その時、ルンがガックリと膝を落として倒れてしまいます。体調不良を訴えるルンを休ませようとベンチへ連れていくリト。さらにリト達を見失っていたモモたち4人が公園へとやってきて…。状況を知らないモモたちは暗闇の中から漏れてくる声に、リトが肉食系男子に覚醒してルンと乳繰り合っているものと勘違い。ヨダレを垂らして妄想に酔うモモを尻目に、ナナは隠れているのを忘れて茂みから飛び出します。

「このケダモノ!!お前のこと見損なっ……」

どこかで誰かも言っていたようなセリフを叫びかけた時、すぐ近くの茂みからお馴染みの「ハレンチだわ校則違反だわ!」の叫びと共に唯の姿も現れて…。なんと唯はあのペットショップ前から、モモ達とは別にずーっとストーカー行為に及んでいたようです。大丈夫なのでしょうかこの風紀委員(^^;

ハプニングでリトに存在が知られてしまったストーカー5人組ですが、それどころではありません。かなり具合が悪い様子でベンチに横たわるルンは、さらに身体が光りはじめます。慌てるリトたちは御門先生の診療所にルンを運ぼうとしますが…

その時、ルンが一際眩しい光を放ったかと思うと、リトが突然倒れ込みます。そしてそのリトに何故か全裸のルンがのし掛かって倒れていて…。さらにルンが寝ていたベンチには、ルンの服を着たレンが呆然として座っているのでした。事態を飲み込めずに狼狽する一堂の中、今回はただ一人、最初から表情の変わらないヤミがそれまで読んでいた本を手に解説をはじめます。その本は「銀河珍種大図鑑」。曰く、

メモルゼ星人は独自の第三次性徴により身体が男女に分離して成人に至る

ということらしいのです。

(な、なんだってーっ!)
(ルンは珍種かよ!)
(そこかよ!)

…というのは登場人物のセリフではなく、私の一人ツッコミですが。
ともかくルンとレンは、これで晴れて独立した男女の身体で生きていけることになったのでした。悩みの種が消え去ったルンは満面の笑みでリトへの恋に燃える決意を新たにし、モモは棚ぼた展開にほくそ笑み、リトはこれで自分を取り巻く恋模様がさらに混迷しつつあるのを感じて戦慄…、というところで今回は幕。

今回のお話は、やや存在感が希薄になってきていたルンを、ハーレム計画に関わるヒロインとして、他の女の子たちと同格にするための内容だったのかなと思えます。男女の入れ替わりという特徴的なキャラクターで登場してきたルンとレンですが、リトのライバルの男性キャラとしてのレンの存在と共に、劇中では段々と扱いにくい設定になってきていたような感じが否めませんでしたから。

性別転換という設定は後から登場したリコの反響が勝っているようですし、ちょっと腹黒な性格もダークネスの主役となったモモと被るところがあって、ダークネスの今後の展開の中でルンを生かすには、ララの幼馴染みで宇宙人のアイドルタレント、というキャラに特化するのがベストということになったのではないでしょうか。ルンが自分の種族の生態について十分に知っていなかったように思える事など、ちょっと強引に感じられるところもありますが、ヒロインとしてのルンの活躍に期待するファンには歓迎されているのではないかと思います。ララと同様に、ストレートに自分の気持ちをぶつけてくるルンは可愛いですしね。

一方で、ちょっと心配なのはリト君。当人もラストのコマで「さらにドツボにハマる予感」と戦々恐々としていますが、これでルンはハッキリ好意を伝えているいう点ではララと同等のヒロインとなったわけです。リトにとってはララや春菜と同じく恋愛対象として真面目に意識しなくてはならない存在が一人増えました。

これまでは性転換体質のギャグ要素もあって、ルンの告白もどこか軽く受け流せるような雰囲気がありましたし、リトが鈍感で女の子の好意に素で気付かないというところが、ハーレム状態でありながらもリトが憎めない主人公である大きな要因であったわけですが、この調子でリトが真剣に意識してしまう相手が増えると、今までのように曖昧でも「鈍感だから」で免罪されるというわけにはいかなくなってくるのでは…という懸念が、個人的には少しあります。今回のルンの一件はキャラ相関の微修正となるのか、それともさらなる波乱が続くのか…。今後の矢吹・長谷見両先生の舵取りに注目ですね。

…といってるうちに、すでに続きの第10話が公開されてるわけですが;
これから読みます。今度は数日以内に記事を書きたいですね(^^;

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コメント

 ルンは確かに、どちらかというとギャグキャラでしたので、この回はすごいビックリしました。
 ものすごい純粋ないい娘ですね。純粋さではララや春菜にも負けてない気がします。今後ますます出番が増えるような…旧作では一時期すごく出番が減ってましたね。アイドルの場合はしょうがないですが。
 それにしてもパイズリには笑いました。モモといっしょにやったりする展開が来るかも…

投稿: 冬川 | 2011年8月 7日 (日) 11時46分

>冬川さん
コメントどうもです~。
ルンが突然重要ヒロインとして浮上してきてビックリですね。一方でこれまでとは違った意味で出番を作りにくいキャラになったような心配もありますが…。取りあえず、次はキョーコも巻き込んだ活躍に期待したいです。

投稿: むつき来夢 | 2011年8月 8日 (月) 21時37分

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